小ネタダイパログ置き場Bです。
ここではMy主人公設定のお話を置いています。
♀主→サク、♂主→レン、ライバル→アキラとなっています。
順番はわりとめちゃくちゃな感じ。
お話の後の小さいのはコメントです。
↓のタイトルをクリックするとそのお話のところにとんじゃいます。

この距離は変わらない。
さっきの敵は今の友!
おにーさん
不動の地位たる高みから。
速攻!
それでオーバさんと並んでください。
すだちのうた
3年ぶりの、晴れ模様。
祈る冬
君は血潮をもつ
蝋燭に火を灯せ。



『この距離は変わらない。』

「どうしてチャンピオンにならなかったのか?」
 ただなんとなく疑問だったから、聞いてみただけだった。
 サクが『この場所』に来たのは当たり前な気がしたから。
 そうしたら、サクは今まで俺が見た中で一番の笑顔でこう言った。

「そこがゴールじゃないからよ!」


(ああ、やっぱり変わってない)


――ダイパ・♀主サクとライバルアキラ
  どんなに強くなっても、サクはサクのまま。


ライバルくんも好きなんです(説得力ない)
なんだかんだでこの子も強くなります。





『さっきの敵は今の友!』

「ヒョウタさん」
「ん?」
 ジムバトル直前、ジムリーダー、挑戦者両者とも既に
 モンスターボールに手をかけていた、そんなときだった。
 静かでも騒がしくもない空間で、挑戦者・・・サクの
 のんきな声音の呼びかけは、特別かき消されることもなく
 ジムリーダー・ヒョウタの耳に届く。
「あのですね、私が勝ったら・・・
 いやもちろんバッジは貰いますけどね!ひとつお願いが
 あるんです」
 じゃり、と靴の下の砂が音をたてる。モンスターボールは
 手の中にすっぽりと収まった。あとは投げるだけ。
 それで、全てが始まるのだ。
「なんだい」
 バトル直前というタイミングも特に気にせず
 続きを促せば、
「私が勝ったらお友達になってくださいね」
 サクが言いながら笑うので、ヒョウタもつられて
 笑うのだった。

  「いいよ。もちろん!」

――ダイパ・サクのジムバトル
  友達『8人』できるかな!


「〜〜さん」の呼びかけで始まるシリーズその1。
化石の話で大いに盛り上がれます。





『おにーさん』

「ゲンさんは」
「?」
「お兄さんみたいですね。私は一人っ子だけど、
 いたらこんな感じかなって思います」
「そうかい?」
「そうです。本しか見てないようで、実は今も私のこと
 気にかけてくれてるでしょう」
「・・・君に隠し事はできないみたいだな」
「ふふふ。っていうか、気にかけるくらいなら
 片付ければいいのに!そのうち私絶対にけっつまずきますよ」
「そのときは支えればすむことだよ」
「・・・だめです。片付けます」
「それは勘弁して欲しいなあ」
「却下!」

――ダイパ・サクとゲン
  足の踏み場を確保しよう。


『〜〜さん』の呼びかけで始まるシリーズその2。サクのほうが立場が強い。
ゲンさんって部屋がとっ散らかってそうなイメージがあります・・・。
なんか色々資料とか資料とか資料とか。





『不動の地位たる高みから。』

「シロナさん」
「来たわね」
「・・・きっと貴女だと思ってました」
「私もね、君はきっとここに来てくれるだろうと思ってた。
 初めて会ったあの時からね・・・ずっと待ってたの。
 私を破る可能性のある子をずっと」
「・・・」
「長かったけれど、それもやっと、終わるかもしれないわね。
 期待させてね」
「・・・私は私のためにここに来ました。貴女のためにここに
 来たわけじゃないので期待に添えるかはよくわかりません。でも」
「でも?」
「負ける気も、毛頭ありません」
「そう!その決して揺らがない決意・・・
 君が私が思った通りの子で良かった。
 ・・・それじゃ、始めましょうか。
 チャレンジャー、サク!」
「はい、是非!」

――ダイパ・挑戦者と頂点に立つもの
  いつしか、この最高の場所で貴女と戦うことを願っていた。


『〜〜さん』の呼びかけで始まるシリーズその3。シロナさんは辛抱たまらん
くらいかっこいい大人の女性で惚れ惚れします。





『速攻!』

「オーバ、さんでしたっけ」

「おうよ」

「豊かなアフロですね」

「ほっとけ」

――サクとオーバ
  一瞬で終わる会話たち。


『〜〜さん』の呼びかけで始まるシリーズその4。
会話が続かない!本人たちわかっててやってる節があります。





『それでオーバさんと並んでください。』

「デンジさん」
「なんだ?」
「なんでもないです」
「・・・」
「嘘です」
「なんだ」
「頭アフロにしていいですか?」
「寝言は寝て言え」

――ダイパ・サクとデンジ
  だって、見たかったんだもん。


『〜〜さん』の呼びかけで始まるシリーズその5。デンジとは
いい喧嘩仲間のような悪友のような。とりあえず結構馬が合って
仲がいいイメージがあります。





『すだちのうた』

「うーん、懐かしいわぁ」
「何が?」
「旅よ。私もポケモン連れて旅したなあ、って
 あなた見てたら思い出しちゃったわ」
 シンジ湖のほとりのごたごた騒ぎが収まってみれば、
 娘はナナカマド博士からポケモンと図鑑を託されたと
 言って帰ってきた。隣にいるナエトルはもうずいぶん
 娘に懐いたようで、時折脚に擦り寄って頭をなでてもらっている。
 明日、娘は図鑑と、ポケモンと、カバンをひとつ持って、旅にでるのだ。
 この広いシンオウの地に。
「お母さんも、旅に出たの?」
「ええ、それはもちろん。お母さんもそれなりの腕だったのよ?」
「ホントにぃ?」
「ホ・ン・ト」
 カバンに荷物をつめる娘のまわりでムクバードとルクシオが
 興味ありげにそれを見ていて、明日旅に出るんだよ、なんて
 話しかけている娘を眺めていたら、急になんだかうれしいような、
 寂しいような気持ちがわいてくる。
 娘は成長している。確実に。嬉しい反面それが意味するのは
 愛する我が子の独り立ちなのだ。
 明日旅に出てしまえば娘はしばらく帰って来ないだろう。
 外は素晴らしいもので溢れ輝いているのだから、
 若くて好奇心旺盛なこの子はきっと夢中になる。
(もう少し先だと思ってたんだけど、ねえ)
 時が経つのは早いもの。早く大きくなってくれないかしら、
 なんて思っていたのはもう昔の話。
「サク」
「なにー?」
 カバンに視線は向けたまま、こちらに背中を向けたままで
 娘は返事をする。背中を見ただけでわかるわ、もう
 楽しみでわくわくしてしょうがないんだって、書いてあるものね。
「気をつけて、いってらっしゃいね」
「・・・」
 無事でね。怪我しないようにしなさいね。いつもみたく
 突っ走ってポケモンたちに迷惑かけたらいけないわ。
 かけたい言葉の数々を全部のみこんで、それだけ。
 貴女はもう、小さな子供じゃない。
 私だけの可愛い娘じゃなくなっちゃうんだもんね。
「・・・お母さん」
「ん?」
「・・・・・・ありがとね」
 振り返った娘の顔はもう立派なトレーナーの顔だった。
 それで、笑んでいた。

「いってきます」

   いってらっしゃい。

――ダイパ・♀主サクの旅立ちと、おかあさん
  子供は駆け足で成長して、あっという間におとな。


感慨深い!という。しかしポケモンの世界の子供はみんなしっかりしてるなぁ。
そして相変わらず父親のことがよくわからない・・・。RSEは珍しいですよね。





『3年ぶりの、晴れ模様。』

「お前さ、よく笑うようになったよな」
「・・・そう?」
「そー。・・・良かったよ」
 そのとき自分が素直に感動していることに気付いた。
 黄色い髪をした彼が、他人のはずだった彼が、
 「笑う」ようになった自分のことを
 己のことのように喜び、笑っていたから。
 「彼女」・・・サクと同じように。
「この調子でどんどん笑ってけよ。
 笑う角には福来るってってな、笑ってりゃいいこと
 あるもんなんだからさ」
 いささか乱暴にたたかれた背中がじんじんと痛む。
 きっと過去の自分ならそれに不快感を覚えたはずだ・・・
 でも今は、そうとは思わなかった。
 こうやって会話して、交流することが、ひどく染みて心地よい。
 心を飾らず偽らず、裸のままで生きていることの、なんと
 澄んだことか。蓋をされたように息苦しかった呼吸が
 すう、と通る、すがすがしさといったら他と比べようがない。
 偽りの笑顔じゃなくて、唇の端が自然に上へ持ち上がる。
 ああ、これが、わらうということ。
「そういうもの?アキラ」
「んだよ、信じてないのかよ!いいか、試しに笑ったまんま
 でいてみろ、マジホントいいこと起こるからな!」
「あははははっわかったよ」

   雨上がりの道、しずくをぶら下げている草の上を歩く。
 誰かと一緒に歩く。隣に誰かいて、笑うことができる。
 当たり前をようやっと、胸に抱えることができた気がした。
 晴れた空に虹が上がったのを、アキラと一緒に見上げる。
 ホントだ、いいこと、あったね。
 そう言うとアキラが、
 なっ!そーだろ?
 笑って返してくれた。

――ダイパ・♂主レンとライバルアキラ
  男の子の友情だってキラキラ!


タイトルが示す晴れとはレンの表情のこと。
やっぱり笑うというのはとてもいいことだと思います。





『祈る冬』

ねえ知っている?知っている?冬の声を、雪の色を。
冬の声はとても細く切なくて、けれどもひどくやさしくて。
雪の色はどこまでもしろくきよらかで。
「冬ってあったかいんだよ」
「いや、寒いだろ!」
「えー!あったかいもん!!」
「・・・サク」
「?何、レン」
「何故、君は冬が暖かいと思うの?」
しんしんと音のない音を奏でながら、雪は大地に降り積もる。
やわらかくやわらかく大地を包み込んでいく。

わたしたちがふわふわのおふとんにくるまるみたいにね、
だいちはゆきのおふとんをかぶるのよ。
はるなつあき、いのちいっぱいめぶいたから、
ふゆのあいだだけはぐっすりとねむってね、
またはるになったら、めをさまして、

「冬は切ないくらい優しいよ。とっても。
 だから私は冬が好き」
「よくわかんねーよお」
「アキラには難しかったかな?」
「なんだってー!!」

  ふゆにありがとうとさよならをつげるのよ。  

「・・・冬が、暖かいなんて」
「なんて?」
「僕は今まで思いもしなかったよ」

ふゆはしずかにわらってとけて、

「これからは、そう思うこともあるかもしれない」
「かもしれないって。曖昧!」
「サクー俺お前の考えについてけねーよぉ」

はるにかけだすだいちにそっと、くちづけひとつ。

「とにかく!冬はね、あったかいの!!」

さようなら、またあいましょう。
しんおうのだいちに、ほうじょうあらんことを。

――ダイパ3人と冬の価値観
  どこまでもしろくしろく、しろく・・・。


伝えたいことを真っ直ぐ伝えられなくて苦戦した覚えが。




『君は血潮をもつ』

心まで凍えてしまいそうだ、と思った。
シンオウの大地に降り積もる雪。
自然がもたらす結晶の雨。
これらはどうしてこうも冷たさを湛えて空から
降りてくるのだろうか。
視界ゼロの空間に一人たたずんで上を見上げた。
ああ、空すらも見えない。
(サク)
どうしてだろうか。
彼女にとてつもなく会いたくなった。
ひとの温度が欲しくなった。
彼女の暖かさが震えるほどいとおしく。
(ひとりは、つらいことだ)
雪の白と夜の闇とでモノクロに塗りつぶされた
世界をひたすらに歩いた。
色を持つ自分がとても眩しく感じた。

(生きてるなあ、僕)

――ダイパ・♂主レン
  極寒の地だからこそ感じる、気付く、君の温度と
  自分のもつ温度。


穏やかだけど、何か欠けてるような子という設定。サクがそれをうめたらいいな。




『蝋燭に火を灯せ。』

「守れなかった」
「・・・」
「私、何も守れなかった」
昨日の暴風雪は嘘のようで、空は気味が悪いくらい
果てがないような青色だった。
平たくも見えるし底なし沼みたくどこまでも
飲み込まれそうにも見えてくる。
その青と対比して僕たちを包むのは真っ白い雪。
その中に、彼女が仰向けになって倒れこんでいるのを
見つけたのはつい先程だ。
湖からさほど離れていない雪野原で彼女は声もなく
泣いていた。
「どんなに強いって周りから言われたって・・・
 それで何も守れなかったら、こんなのただの飾りよ!」
そう言って泣いた。彼女は泣いた。
今までこんな弱気な彼女なんて見たことが無かった。
いつ見たってこの子は自信に溢れていて笑っていて
この世の真理みたいなことを口にして、僕を惑わし続けて。
それがまわりを惹きつけて味方にしていくなんて自分じゃ
きっと気付いてない。客観的に眺めていた僕だから
気付いたことだ。
そんな彼女が泣いていた。無力を嘆いて泣いていた。
悔しいんだって思う。泣く彼女がまだお腹の中に
抑えつけている感情がビリビリと肌をたたいてくる。

ああ、そうか。
彼女はただ、『折れたこと』がなかったんだ。

自分の中に守り続けていたものが折れたのが、
悔しくて悲しくてたまらないんだ。

だったら、言うべきことは決まっている。

「あきらめるな、って」
「!」
「君は僕に、そう言ったよ」
だから、今度は僕が言う。
目に見えて瞳に力が戻っていく彼女を、
今まで通り客観的に見ようとして、やめた。
というか、できなかったのか。

なんだか、こういう人、好きだな。やっぱり。

差し伸べた手を握り返してきたその手は、
もはや雪に埋もれて泣いていた人とは別人だった。

――ダイパ・♀主サクと♂主レン(名前変更)
  とても力強く生きる君を、もう少し見ていようかと思った。


順番的には『君は血潮をもつ』より前です。
湖のイベントとか、強烈だったなー・・・。
タイトルつけるの苦手です(今更)







   まだ


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