ここは小ネタポケスペログ場です。
短い話がいっぱい。設定もなんでもありで詰め込んでます。
お話の後の小さいのはコメントです。
↓のタイトルをクリックするとそのお話のところにとんじゃいます。
・旅の必需品(キララ/子供ネタその1)
・旅は道連れ珍道中(キララとコハク/子供ネタその2)
・無意識の優しさ(シルバーとイエロー)
・雨は口実(ゴークリ)
・きみたちあからさま。(ルサ+ゴークリ/学園パラレル)
・すべてのはじまり。(イエロー/パラレル)
・駆け抜けた先。(ルサ)
・特別は望まない。(ルビー/パラレル)



『旅の必需品』
「さよなら。きっとまたあえるひまで」
「うん。ばいばい」
あたらしいまちとあたらしいであいあたらしいともだち。
それらは旅にはつきもので。
「そんな顔しないでよ。あたし、また来るよ。約束」
「約束だよ。また、来てね・・・」
そして、出会いがあれば必ずあるもの。
子供たちの約束された未来と。
「あたしは、叶えたい夢があるの。そのために、父さんと
母さんに黙って家を出てきちゃった」
あたしの父さんもそうやって旅に出たんだって。と。
夢をかたる彼女が夢に向かうのを止められるはずがない。
「さよなら」
「ばいばい」
うつくしいさよなら。
――ルサの子供・旅をする
ばいばい、あたしのたいせつなともだち。
ルサの子供も夢を追って旅に出ると思います。
旅に出会いと別れはつきもので、大切なものだと思いますた。



『旅は道連れ珍道中』
「今あたし達は大問題に直面してる。
・・・なんでなんだろうね」
「だから言ったろーが!
見たこと無いポケモンだからって深追いするから
こんなことになるんだよ!!」
「・・・大丈夫。なんとかなるよ」
「そのどこまでも根拠の無い自信やめてくれないか」
「風がこうだから、北はこっちでしょ」
「さっきそれで崖に出ただろ」
「過去を振り返るより、これからを見据えない?」
「過去から学ぶこともたくさんあると思う」
「・・・」
「・・・」
「・・・あんたって真面目だね。この学級委員!」
「・・・っは・・・!?」
――子ネタ
森で迷子二人で迷子。
ルサの子供→キララ。女の子。ゴークリの子供→コハク。男の子。
コハクくんはキララちゃんが好きという設定。ちなみに歳はコハク>キララ



『無意識の優しさ』
「シルバーさんは、優しい人ですね」
と、麦藁帽子をかぶった少女が言った。
少年はそれを否定したけれど、少女は、
「それでも優しいですよ」
と、言って笑った。
――シルバーとイエロー
「あなたに救われた人はいっぱいいるんです」
トキワっこらぶ。シルイエ良いよ!24巻最後から25巻前半にかけての
トキワでの二人にハートを打ち抜かれたクチです。「ここにいる。はなれるな。」



『雨は口実』
「ほんとにもう」
あなたってばなんでそうつっぱしるの?
そう言いながら、ずぶぬれの俺にかけてくれたタオルは
暖かかった。
「出るときは晴れてたんだよ!」
「それで、急に降り出したからここに転がり込んだのね。
私だっていない時あるんだから、気をつけてよね」
呆れたようにため息一つ、少し笑いながら。
ああ違うのに。こんなときに限ってうまく動かない
口に腹が立つ。晴れようが晴れまいが、目的地は
変わらない。雨が振ろうが降るまいが・・・。
偶然でもなんでもなく俺はここに来ていたのに。
・・・口実になったのは、確かだが。
「ゴールド!早く乾かさないと風邪引くわよ!」
「わぁーったよ」
あーあー、自分が情けねぇったら。
――ゴークリ
晴れたままだったらどんな理由をつけていたんだろう
なんと人生初のゴークリ。クリスのキャラを捉えきれてないのがバレバレで
ちょっと恥ずかしい・・・。本命にはオクテなゴーもいいよね。



『きみたちあからさま。』
「一富士!」
「二鷹!」
「「三なすび!」」
イエー!
すれ違い様右手同士をたたき合わせるとパチンと
いい音が廊下に響く。所謂『試験』という地獄の
日々を終えたために、生徒達の足取りは軽い。
「ゴールド、どうだったと?」
「おうバッチリ!記号問題は稼ぎどころだからな!」
「あたしもそう思うったい!
っかー、これでやっと自由になれるとよー!」
「これからどっか行かねえ?テスト前にバイト代
入っただろ。少しくらい騒いだってバチあたんねえよ」
「いい考えったいね!行くとよ行くとよー!」
今度は拳同士を突き合わた。
上機嫌すぎて笑いが止まらない!
「あんなこと言ってるけど・・・どうする、クリス」
「そうね・・・どうしようかしら・・・」
廊下の奥で、眉間に手をやる影が二つ。
――スクール設定・ルサゴークリ
(仲がいいのはいいんだけどさあ)
(仲がいいのはいいんだけれど)
いっそ周りが誤解するほど仲良しであれ!というのが私の中のゴールドとサファイア。
そしてそれぞれの相方がヤキモキしてたらかわいいと思うよ!



『すべてのはじまり。』
「脱走者、ですか」
「ああ。黄色い長い髪をひとつにくくってる女の子だ。
・・・ちょうど、あんたの髪の色とそっくりなんだが。
見てないか?」
「いえ、見てませんよ」
「そうか。見かけたら近場の兵の詰め所にでも知らせてくれ」
「わかりました。お仕事、ご苦労様です」
つばの深い帽子をなおして、少年は小さくお辞儀した。
仲間の兵に一言二言話して足早に去っていく男の背中を
眺めながら、少年はぽつんと呟く。
「王族なんて・・・もう飾りですね」
編み上げブーツの紐をぎゅっと縛り、荷物を背負って、少年は
もと来た道を視線でたどった。国の真ん中を突っ切る大通りの
終点、そこには質素な城がたたずんでいた。
「・・・行かなきゃ」
『僕』だけでも。
続きは心の中で付け加えて、黄色い髪の少年は踵を返す。
向かう先は国境。
逃げる、ために。
――イエロー
歯車が噛み合い始める。
予告のつもりその2。男装はお手の物なイエロー。
いっそのこと素で男の子な性分でも美味しいと思ったりして。



『駆け抜けた先。』
「あの星ば」
少女は蒼に塗りつぶされていく橙の、ほんの隙間で
輝く一個の星を指差した。世で言う一番星というもの。
隣に座っていた少年が、続きを促すように少女を見る。
星を指差していた手を下ろして、少女は続けた。
「追いかけたこと、あるったい。・・・ちいさいときに」
少し言葉を濁しながらの言葉に、少年はなんとなく
その「ちいさいとき」がいつごろかわかってしまった。
ああ多分、あのあとだ。2人の未来を決定付けた、
世界の中では小さな出来事、あの頃の僕らには
とてつもなく大きな事件、ボーマンダのあの一件。
「いくら追っかけても、追いつけんかった。
すぐそこにあるように見えとったけど、ほんとは
ずぅっと遠くて、いくら走ったって追いつけないって、
気づくまで随分かかったとよ」
それを思い出した、と少女は語る。ミナモの海岸、
石造りの階段で並んで座る二人のほかに人は居ない。
波が砂浜を撫でる音が、少女の声と微かに混じりながら
聞こえる。もうすぐ日が沈む。
「あの時、それがあんたと、同じって思ったったい・・・
もう会えんくらい遠くに離れてしまったって、
・・・それが悲しくて、忘れたくて、今までの
自分じゃいけんって、ひたすら父ちゃんの手伝いば
しとった」
「・・・そっか」
少女の口からたどたどしく零れ落ちる言葉が終わると、
少年は少女の手に自分の手に重ねた。
「もう大丈夫だよ。遠くならないよ。
やっと、近づけたんだから」
「・・・ありがと・・・」
少年の声が優しくて、涙が出た。
――ルサ
少女の手に、星はやっと、降りてきた。
これを書いたときはスランプ中であんまり気に入らなかったんですが、
今は割りと好きです。星。海。夕暮れ。涙。大切な人とその手の温度。



『特別は望まない。』
例えば少年が世界を救ったなら。
世界の神が、少年に願いを問うたなら。
「僕は何も要りませんよ」
「要らない?何故?」
ひびの入った眼鏡を外して、少年は笑った。
少年の前に漂う光・・・この世界の神様は、
首を傾げたように瞬いた。
「本当に欲しかったものは、もう持ってますから」
以前の自分であれば、きっとたくさんの願いを
思いついただろう。その中から一つだけ掬い上げる
こともできずに、目先の欲にとらわれてしまっていただろう。
でも今はもう違う、自惚れでもなく、確かに変わった自分がいる。
本当にたいせつなものを、見出すことができたから。
「だから、僕は何も願いません」
願いがないと言えば嘘になる。でもこれは願いの力じゃなくて、
自分の力で切り開いていくものだから。
たいせつなひとと生きる、大事な「これから」は。
「そうですか。ではせめて。これからはぐくまれる命の
幸福を、祈らせてくださいね」
「ありがとうございます」
光は散る。切り裂かれたような雲と雲の間、青空の中に
吸い込まれるように。
全部、終わった。
ああ、あとは。
「帰ろう」
ただいま。おかえり。そんな当たり前を願いに。
――ルビー
英雄?違うよ。僕は僕さ。
だんだんネタ切れしてきた頃。よくある話の流れですが
こう言えるっていうのはすごいことだと思ったり・・・。
あと私はルビーの眼鏡を壊して外させるのが好きらしい(笑)


